Study

勉強の楽しみ方研究

勉強があまり得意でない人も得意な人も勉強を楽しめる、学力を伸ばす方法として考えられることを書いていきたいと思います。

基礎を楽しむ(数学)

これは最も重要で最も難しいテーマです。基礎はつまらないという人は多いです。しかし、本当に基礎とはつまらないものなのでしょうか?私は昔(今も)、数学は常に楽しい気分でやっていました。数学には実はコツがあります。コツなど分からないと思う人もいるかと思いますが、少し計算速度を上げてみるとわかる人も多いと思います。基礎計算を速くできるまではある意味忍耐も必要です。しかし計算速度を少し上げるだけで処理できる問題も増え、途端に違う世界が見えてくるものなのです。初心者の方も中級者~上級者の方もぜひ計算速度を少しずつでもいいので工夫して上げていきましょう。

合格ラインに必要な勉強とそうでないレベルの勉強を分けて考える (全科目)

これは全科目について言えることですが、合格するために必要な学力というものがあります。例えば難関国立、難関私立の2次試験などは難しく、多くの大学の合格者平均点は6割!ほど(医学部医学科は+約15%)です。地方国立大学や徳島県内の高校などでもそうですが、各学校により求められる点数は異なります。当塾ではそれぞれの生徒さんの志望校にあった学力を育むための基礎力養成法、教材、勉強法、理解プロセスのコツなどを指導し、また共に学びあえるような環境を作っていきたいと考えています。

資格試験に積極的にチャレンジする (主に英語)

学生の生徒さんは主に英検と受験英語の方をされる方が多いと思いますが、資格に積極的にチャレンジし、早めに英検の級を取っていくことで学習にリズムが生まれ、さらに得意→好き、の好循環が生まれやすくなります。当塾では英検指導の方も効率よくサポートさせていただきます。また、リズムを意識した音読などで英語学習の楽しさも提供できればと考えています。

難問は読書感覚でリラックスして解法、方針を覚える (上級者、主に数学)

数学で偏差値70以上を目指したい方などは頭打ちになる方も多いと思われます。難しい問題は方針を整理して覚えておくことが大切になります。その時にインパクトのある美しい問題は、リラックスしながら問題を解答ごと完全に覚えておくことがお勧めです。普通の人では思いつかない発想を必要とする問題は難関大学などではよく見受けられますが、沢山方針を覚えて、模試や本番などの試験中は「難しすぎて燃えてくる。」「テンションが上がる。」の気持ちを大切にして頑張ってもらえたらと思います。数学の考え方、解き方のコツなどにつきましては専門的にもなりますので、お会いした時により細かくお伝えできればと思います。

美しい図形の難問に挑む (上級者、数学)

具体的に書くと東京大1990年3番、1998年3番、2009年6番などですが、これらの問題は恐らく共通テスト(旧センター試験)で190点はないと解答を読んでもほとんどわからない状況になると思われます。しかし、点数がまだそれに満たなくても、これらの問題が楽しい、ユニークだし面白いと感じることができたなら図形的センスそのものも上がってくると思われます。京大(特色入試含む)や東工大、阪大、名大その他様々な大学などにも難しくて面白い問題はたくさんありますので、機会を見てご紹介出来ればと思います。

偏差値65~70以上(全統、駿台等)出すには、 標準問題を完璧に極めることが大切(中・上級者、数学)

お勧めの問題集は「理系数学の良問プラチカ」「1対1対応の演習」「新数学スタンダート演習」などです。これらとチャート式をほぼマスターすれば偏差値70には到達します。一般の模試で偏差値70を目指す場合は「ハイレベル理系数学」、「新数学演習」、などは難しすぎるかもしれません。適切な難易度の問題集を選ぶことが大切になります。チャート(黄か青)の例題をほぼ完璧にするだけでも一般の模試で偏差値65は出ます。あきらめないで頑張ってください。