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数学を得意科目(全統模試、進研模試、偏差値65~70)にする戦略(高校生向け)

まず、対象となる生徒さんが、高1とします。偏差値50~60までが目標の場合は以下の内容を緩くしていくと考えて下さい。今から述べることは一つの例です。人によってメニューの組み方は変わるものです。

偏差値65~70が目標の場合、一番の近道は、定期テストで90点以上を取る努力をすることだと思います。チャートの難問などは偏差値75以上向けになるのでひとまずは置いておいて、教科書やクリアー、チャートの三個星までを完璧にします。あとは基本問題を瞬殺する実力をつけます。計算力が不足しているときは、因数分解や二次方程式の基本のやや計算が面倒な問題を解きまくります。しっかりとしたトレーニングメニューを組むことで偏差値65~70の「明らかに数学が得意な領域」にたどり着くことが可能です。

対象となる生徒さんが高校2年生以上で、それほど数学が得意でないとします。その場合も基本的には定期テストで90点を目指していくように勉強することになりますが、一年生の基本が弱いと、一年範囲の問題を復習する時に挫折するかもしれません。その場合は二次関数と三角比を追加で重点的にするのがオススメです。何故ならその2分野は高2、高3で似た分野を多くするので、思考方法が似ているためです。例えば解と係数の関係の問題などは、二次方程式のテクニックでほとんど解けますし、三角関数、ベクトルなどにも二次方程式、三角比の考え方で解くものが多くあります。一方確率、整数、データ、なども大事ですが、数学2BCや数3に繋がる問題が少なめなので、本当に大事な問題のみに(いったん)留めます。さらに得意にしたい場合は理系数学の良問プラチカ、一対一対応の演習なども組み込んでいくとさらによいと思います。

苦手教科を得意にするのはとても困難ですが、当塾では個別に学習メニューを考えることにより、多くの生徒さんを成績アップにつなげています。成績アップしたい皆様のお電話、お申し込みをお待ちしています。